いたはし産婦人科
〒290-0056 千葉県市原市五井2290
TEL 0436-22-3770

  • ごあいさつ
  • 初めての方へ
  • クリニック案内
  • 産科
  • 婦人科
  • メール相談
  • Q&A

婦人科 < TOP

婦人科

不妊症

妊娠しやすくするにはどうすれば良いでしょうか
  • 「排卵日まで待ってその日に月に1回がんばる」というのは良さそうに見えますが、実は妊娠する確率が減ってしまうそうです。
    どうしてでしょう。まず、性交回数が多いと精液が薄まって妊娠率が下がると思っている方も多いのですが、どうも違うようです。意外と連日射精でも検査をすると精子濃度は変わらないと言われています。また性交回数は多い方が妊娠しやすいことはいろいろな統計で証明されています。逆に5日以上精子を射精しないと逆に精子の状態は悪くなるとも言われています。
    次に、排卵日そのものよりもその2日前と1日前が一番妊娠しやすい、と言うのが明らかになってきました。排卵日まで待つというのは(排卵日の推定も難しい時もありますし)あまり意味のないことになります。
  • なかなか通院できない場合でも月経周期が大体28-30日型の人であれば、月経10日目(月経が始まった日を1日目とします)すぎくらいから、毎日または1日おきに何日か性交渉を持つのがよいことになります。
  • 頸管粘液(排卵前から増える透明なおりもの)を感じる人は、頸管粘液が一番増えたときが妊娠しやすい(排卵の少し前)と考えられますので、増えはじめてきたら毎日または1日おきに性交渉を持ってみるのも良いでしょう。
  • 通院できる方には、超音波の検査(卵子の入っている卵胞の大きさの測定)を基本にして排卵時期の推定をしていきます。特に月経不順の人には、排卵の近い時期がなかなかわからないと思いますので有効です。
  • もちろん、妊娠するためには精子がある程度いること、頸管粘液が出ていること、卵管が少なくとも片方は通っていること、卵巣からの排卵が確認できていること(基礎体温で高温相があっても排卵しているとは限りません)などいろいろな条件がありますので、基本検査を行っていくのも大事なことになります。
一般不妊治療とは
  • 当院では一般不妊治療に取り組んでいます。簡単に言えば体外受精・顕微授精は行なっていません。排卵誘発剤(内服・注射)や漢方薬を使ったり、人工授精は可能です。
  • 基本検査とは、基礎体温、ホルモン血液検査、卵管通過性検査(通気)、超音波による卵胞計測、性交後試験(ヒューナーテスト)、超音波による排卵確認、黄体機能血液検査、精液検査、内膜症血液検査、などになります。月経周期の時期に応じて検査を予定しますので、とりあえずは受診していただき、その時の状況に合わせて出来るところから検査を進めていくということになります。
  • はじめは、自然での排卵タイミング、次に排卵誘発剤等を使ってのタイミング、次に人工授精というように、少しずつ治療を進めていくステップアップ法で行なっていくことが原則ですが、少し休んだりしても構いませんし、御夫婦でのでのお話し合いをよくしていただいてそれぞれの方々に合わせた良い方法を選んでいくように心がけています。
  • 基礎体温は事前に測ってあれば持参してください。今まで測ったことがなければ受診してからでも大丈夫ですのでまずは御相談にきてください。本体に記録する体温計や携帯電話にメモしてある場合は基礎体温表(紙)に書き直してただけると見やすいので助かります。
初診から3~4ヶ月くらい
  • 基本検査を進めていきます。検査は多くは予約ではありませんが、それぞれの検査に最適な時期と言うのがありますので、どこでどういう検査をしていくか外来で相談してください。
  • 超音波による卵胞計測などで排卵しそうな時期を推定していきます。また本当に排卵したか排卵後と思われる時期に超音波で確認します。
  • 今までの通院経験や治療に対する希望、検査結果、排卵の具合などにより、排卵誘発剤や漢方薬などを使ってタイミングを見て行くこともあります。
  • 卵管が通っていない疑いの時や、精子の状態が良くない時などは早めに専門医をご紹介します。
初診からおおよそ6ヶ月以上
  • なかなか妊娠されない時はステップアップして、排卵誘発剤の工夫、人工授精の考慮などを相談しながら行なっていきます。
  • 自然で排卵していても、排卵誘発剤を使うことによってより成熟した卵子になるので、妊娠率を上げることが出来ると言われています。
  • もちろん初診から1年くらいは、タイミングを主体とした通院でも大丈夫です。
  • 人工授精で妊娠する場合は、おおよそ6回くらいまでの方が多いので、それ以上になった場合は、体外受精・顕微授精の行える施設をご紹介することも可能です。
  • 途中まででも他院への転院希望の方には、それまでの経過を書いた紹介状をお書きしますので遠慮なくお伝えください。
このページの先頭へ

更年期外来

更年期とは
更年期は性成熟期と老年期の間で、閉経前後の10年間(45~55歳)にあたり、加齢による卵巣機能の低下に伴いエストロゲンが急激に低下し、身体的にも大きく変化します。
また、この時期は家庭や職場の状況など個人を取り巻く環境も大きく変化する時です。
よく見られる症状
  • 初期症状
    月経不順、のぼせ、ほてり、発汗、疲労感、不眠、不安、憂うつ
  • 進行症状
    膣炎、性交痛、尿失禁、動脈硬化、心筋梗塞、骨粗鬆症、痴呆
治療法
薬物療法 症状にあわせて自律神経調整薬、漢方薬などを使用する
カウンセリング療法  話し合いにより悩みやストレスの原因を取り除く
このページの先頭へ

思春期の月経異常

思春期はホルモン的に成長過程にありますので、月経の異常がよくあります。
どういう異常かによっては受診をお勧めすることがあります。
お子さんの場合月経の周期や状態が何が正常かなかなかわからないことも多いと思います。
まずは月経が来ているのかどの程度不順なのかを見ていくのにも、月経の最初に日をどこかに記録する癖をつけてあげてください。
本人が無理であればお母様が記録してあげてください。
学校生活でのストレスや、激しいスポーツ(部活)、急な無理なダイエットなどは月経異常になりやすいので、気をつけてみてあげてください。

初潮(正式には初経という)がこないとき
18歳までに月経がこないときに原発性無月経と言いますが、できればその前、15歳になっても初潮がないときは受診をお勧めします。
血液によるホルモン検査やお腹からの超音波検査、検査を兼ねた薬の治療など、本人・親御さんと相談して決めていきます。
すぐに内診するわけではありませんので一度受診して下さい。
月経がきているがなかなかこなくて不順の時
18歳くらいまでは、不順であっても大きな問題はありません。
どれくらいごとに月経がきているかをできれば記録して下さい。(月経の始まった日を書いておいてください)もし3ヶ月月経がないときは一度受診をお勧めします。
お腹からの超音波検査などで何か異常がないかを確認したり、一時的なホルモン治療をいたします。
ホルモン剤には、使い方をきちんと行えば、利点が大きい治療ですし、あとから体に問題になることはありません(アレルギーや、肝機能、凝固異常のある場合は使わない方がよいこともありますので受診時にお話しください) 。
月経がきているが頻繁にきている時
18歳くらいまでは、不順であっても大きな問題はありません。
どれくらいごとに月経がきているかをできれば記録して下さい。
月経が始まった日から次の月経までの日数(周期)が、3週間以内が2回続いたら一度受診してはいかがでしょうか。
頻繁に月経がきて体に問題がすぐ起こるわけではありませんが、学校生活に支障が出たり、貧血になることもありますので、一時的にホルモン治療で月経の間隔を調整することもできます。
月経が長く続いて心配な時
どのくらい長く続いたら治療が必要かは決まったものはありませんが、一応の目安は2週間と考えられます。月経が10日間くらいまでであればとりあえず次の月経をみてください。
もし14日以上続くようであれば一度受診をお勧めします。
月経が長くて体に問題がすぐ起こるわけではありませんが、学校生活に支障が出たり、貧血になることもあるので、一時的に止血剤やホルモン剤で出血を止めることもできます。
月経痛がひどくて学校生活などに支障が出ている場合
まずは、市販の痛み止めでもよいのできちんと内服を勧めてみてください。
使いすぎるとよくないと考えてあまり薬に頼りたくないという方もいるかと思いますが、月経痛は1ヶ月のうちせいぜい数日間ですので、きちんと使ってあげることがよいと言われています。
できれば本当にいたくなる前から1回飲んで、5-6時間あけて再度飲むようにしていたあければ大分改善されることも多いと思います。
それでもつらそうなときは、ご相談してください。最近では月経痛用のピル(避妊用ではない)も保険で使えるようになりましたし、漢方薬という方法もあります。
このページの先頭へ

がん検診

子宮頚癌(けいがん)
  • 日本人に多い子宮癌。一番多い年齢は30歳代で、特に最近は20歳代後半から30歳代前半に増加していることが心配です。
  • 頚癌の初期は、症状がないことが特徴ですので多くの場合は検診でしか発見できません。
  • 頚癌になりやすい人では、たばこを吸う人やセックス経験のある人です。
  • 頚癌予防のためのワクチンが発売されましたが、まだ予防が完全にできるわけではありませんので、がん検診の必要性には変わりありません。(ワクチンについてはQ&Aをご参照ください)
  • 頚癌検診の基本は細胞診になります。細胞診の採取では痛みはそれほど感じません。
  • 市区町村の補助が受けられるのは2年に1回ですが、医学的には1年に1回の検診が勧められています。
子宮体癌(たいがん)
  • 子宮癌には、頚癌と体癌とあります。体癌の割合は徐々に増えていて、全体の4割くらいと言われています。(残りの6割が頚癌)
  • 体癌は50歳代の人が一番多く、次いで60歳代、40歳代です。
  • 体癌は初期から出血しやすいと言われていますので、50歳以上や閉経後の人で不正出血をした場合は、一度は診察を受けて下さい。
  • 体癌になりやすいと言われているのは、初経が早かった人、閉経が遅い人、月経不順や排卵障害のある人、妊娠・出産の経験のない人、肥満気味の人などと言われています。
  • ストローのような細い専用の器具を入れて子宮の中から細胞をとりますので、少し痛みを伴います。時間的には多くの場合数分もかかりません。
卵巣癌(らんそうがん)
  • 婦人科系の癌でもう一つ、卵巣癌があります。卵巣癌も年々増加しています。
  • 卵巣は子宮の脇にあり親指大の大きさで、女性ホルモンなどを出す臓器です。
  • 卵巣癌は40歳代から増え始め、50歳代前半で一番多いと言われています。
  • 初期にはほとんど症状がなく、お腹の中ですぐに周囲に広がりやすいので早期の発見が難しい癌です。
  • がん検診という形での検査はないのですが、多くの場合卵巣が大きく腫れたり、嚢腫状になりますので、超音波検査で発見することが大事になります。子宮頚癌・体癌検診と一緒に超音波の検査をしておくと良いでしょう。
  • 最近では、子宮内膜症が将来ある種の卵巣癌になる可能性があると言われています。
このページの先頭へ